ご近所さん

私が今のアパートに引越して来たのは一年ちょっと前。
知り合いやツテがあって、この地を選んだのではないので、ご近所さんも知らない人ばかり。
アパートに面していないので、引越しの挨拶をしたわけでもない。

それでも顔を合わせると挨拶をし、ときには世間話をするように。

そんなこの頃、私は洗濯した靴を、利用している月極駐車場の塀に干して出かけた。

天気予報が外れ大雨に。干しておいた靴のことは諦めていた私をよそに、帰宅して塀を見てみると、靴がビニールに包まれている。

気付いたご近所さんの気遣いによるものだった。

感謝でいっぱいの一日となった。